迷う

新幹線切符は払い戻しができるの?-詳しく解説します-

仕事や旅行の予定がキャンセルになったりしてせっかく買っておいた新幹線切符をどのようにしたらいいかわからない方もいらっしゃると思います。

使わなくなった新幹線切符は払い戻しをすることはできるのか、また払い戻しができない場合はどのように対処したらいいのか下記にまとめてみました。
新幹線切符の種類などによって条件が異なる場合がありますので是非ご活用ください。

払い戻しをする前に抑えておきたい3つの注意点

1、使用開始前(指定席であれば指定した列車が出発する前)である事が大前提
2、所定の払い戻し手数料が必ず発生してしまう
3、現金で購入した場合とクレジットカードで購入した場合では払い戻し可能な場所が異なる

窓口、券売機、旅行社で購入した新幹線切符

種別 指定席特急券 自由席特急券 乗車券
払い戻し手数料 ★列車出発日~2日前…330円
★列車出発日前日~出発時刻…購入金額の30%
220円 220円
現金購入 JR各社窓口、新幹線切符を購入した旅行社などで払い戻し可
クレジットカード購入 JRで購入した場合はJR、旅行社は購入した旅行社でのみ払い戻し可
使用開始後 払い戻し不可 払い戻し不可 乗っていない区間が100km以上ある場合、そこから220円差し引いた金額が払い戻せる

JR窓口、券売機、旅行社で購入した新幹線回数券

※1枚でも使用した残りバラ分や新幹線回数券の表紙がないものは払い戻しできません

新幹線回数券表紙

種別 未使用新幹線回数券(1セット6枚表紙付)
払い戻し手数料 1セットあたり220円
現金購入 JR各社窓口、新幹線回数券を購入した旅行社などで払い戻し可
クレジットカード購入 購入したJR窓口、店舗限定で可。使用したクレジットカードも必要

では、払い戻しできないものに関してはどのようにすればいいのでしょうか?
1枚でも利用してしまった残りの回数券バラや、金券ショップで購入した回数券バラに関してはJRなどでの払い戻しは一切できませんが、金券ショップに持っていくと意外に高い価格で買取をしてもらえる可能性があります。

自由席回数券ならば未使用の状態であれば問題ないのですが、指定席やグリーン席回数券の場合で指定をすでに取ってしまっている場合は注意が必要です。
そのままの状態で金券ショップに持ち込んでも、ほぼ100%買取不可とされる事でしょう。
ではどのような状態で持ち込めば買い取ってもらえて、更に高額買取を目指せるのかも下記にまとめてみました。

1、有効期限は長ければ長い方が高く買い取ってもらえる(回数券の有効期限は最高で3ヵ月間)
2、使用不可期間(4/27~5/6、8/11~8/20、12/28~1/6)から20日間位の間、持込みは避ける
  ⇒金券ショップでの新幹線回数券の需要が少ない為、買取価格が低くなる可能性がある
3、指定を取ってしまっているものは指定列車が発車してしまう前にJR窓口で「見合わせ切符」に変えてから金券ショップに持ち込む
  ⇒しかし、見合わせ切符に変えた状態でも未指定回数券に比べたら買取価格は落ちるし、最悪買取不可になる場合もある
4、新幹線回数券の発着駅に近い金券ショップに持ち込む
  ⇒需要がある店舗に持ち込んだ方が買取が高くなる可能性がある

今回は払い戻しについてまとめさせて頂きましたが、なるべくであれば払い戻しをせずに新幹線切符を使用したいですね。
予定が確実に決まってから新幹線切符を購入するのがベストですが、ギリギリに予約を取ろうとしても空席がなく希望の指定席が取れなかった…みたいな事にならないようにするのも重要です。
ガッカリ