皆さんは日頃から金券ショップを活用していますか?
ご友人や会社関係でもらったギフト券を売却したり、新幹線チケットや映画券をお得に購入したりと、どんな方でもお得な買い物ができるのが金券ショップですが、以外にも活用している方はまだまだ少ないのも事実です。
チケット売買は、通常の小売店と違い、お客様が金券を持って来て、受け取るのがお金、という取引もあります。
私どもはこれを「買取業務」と言いますが、買取業務は一般の小売店には無いことなので、「販売業務」と「買取業務」が混在するため、思わぬトラブルにつながり兼ねないケースもございます。
今回は、「チケット売買は慎重に!トラブルを防ぐために知っておいて欲しい5つのこと!」と題して、お客様にも慎重にしてほしいことをまとめてみました。
もう生活の中に金券ショップを離すことができない!という金券ショップヘビーユーザーさんの方でも、もう一度、この記事でチケット売買の注意事項をおさらいしてほしいです。
①取引枚数はお互いに数えたり、確認をしましょう!
販売および買取どちらに置いても、お店とお客様の2者確認・合意がとても重要です。
特にチケット類は、同じ見た目でも間違えやすかったり、紙と紙の交換が主な取引となるため、枚数や内容の確認は、お客様にもお手間をかけてしまいますが、必ず確認してほしいと思います。
うっかり、お店から出た後に、枚数が違った、などと言ったトラブルにならないように取引中、その場で2者確認をお願いします。
金券ショップのスタッフから確認を求められたときには快くかつしっかり応じてもらえれば有難いです。
②日付・期限を確実に確認
枚数とともに、合わせて確認したいのが、金券・チケット類の「使用期限」や「利用可能な日付」です。
例えば、新幹線回数券は、お盆・ゴールデンウィーク・年末年始は利用ができません。
美術券や鑑賞券は、催事期間中いつでも使えるものもあれば、中には、平日のみの利用券や特定の期間のみの券といった使用できる期間に制限があるものもあります。
③一度取引したらキャンセルや返品・交換が不可になってしまいます
これは金券・チケット類を販売する、我々がどうしてもお願いしなくてはいけない事柄です。
期限や相場によって、販売価格や買取価格も変動がある商材である故に、一度取引が完了すれば、キャンセルや返品・交換ができない商品である、とお考えください。
売買の際は本当に取引完了をして良いと事前に決めた上で売買をしましょう。
④取り置きがしずらい商品である
野球券やコンサート券が代表例ですが、日付や席が決まっているため、代替え商品がありません。
良くある金券類に関しても、基本的にはどなたかが不要で持ってきて下さっている商品(=リサイクル品)ですので、
後でいいから、と日を改めて買い物に来店されても、既に売切れになっていて、がっかりされるお客様がこれまでにも数多くいらっしゃいました。
売買の際は、タイミングを逃さないことが一番おすすめです。
⑤売買価格は変動しています
金券ショップは社会の変化の縮図とも言える商材を販売しています。
社会の変化に合わせて売買価格が変動することが多いので注意が必要です。
例えば、お中元、お歳暮の前後について。
お中元前・お歳暮前には、ギフトを贈答品として扱うニーズが増えるため、ビール券や商品券類は品薄になります。
品薄ということは、販売価格も買取価格も高値傾向にあります。
逆に、お中元、お歳暮が贈答品として配られたころから、換金ニーズが増え、ビール券や商品券類は、金券ショップでも在庫が多くなると、販売価格も買取価格も下落します。
あくまで「傾向」ですが、こんな例のように売買時の価格が変動しているので、「以前は~~円だったのに」というケースが多く出てきます。
売買価格についても情報は最近ではインターネットやオークションサイト等でも確認することができるので、しっかり調べて売買価格を決めたい方は各種サイトをご覧になることも強くおすすめします。
加えて、最後に
金券ショップでの支払いはほぼ「現金」です。
マルトクチケットでは一部クレジットカードが利用できる商品もございますが、クレジットカード等は利用できない商品が多いので、金券ショップに来店の際は現金をご用意いただくのをお忘れなく。
いかがでしょうか。
やや硬い話ではありますが、金券ショップを利用する際に知っておくとトラブルも避け、さらにお得に売買ができるようになるかもしれません。